むの字屋辞典

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◆ く ◆

空論 ルビ(むの字屋流の漢字の読み方)「空論」と書いて「わらいばなし」と読む。
「笑い話」との違いは、笑い話が見たとおりの可笑しさであるのに対して、空論は手がこんでいる可笑しさをいう。もちろん、庵主はそういうのが大好きだから「空論」は否定的な言葉ではない。感心しているのである。
この「空論」は“空”想力豊かな“論”説という意味合いである。
福沢諭吉は、人生で一番哀しいことはやる仕事がないことですと書いているが、一方庵主は、一番凄い人は空論を造れる人だと思っている。人を笑わせることができることは人生の達人だと思うからである。一番素晴らしい仕事は人を笑わせることである。●使用例

 

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