原文採録◆無教養の一言(2010年2月20日採録)

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◆<無教養の一言◆
引用元「頂門の一針」2010年2月2日号「反響欄の(4)番目」
        
4) 1804号拝読。
>用語自粛もいい加減にしろ

20年程前、共同通信社の用語辞典なるものを目にしました。 セロテープ、ガムテープ、味の素などは商標権の関係から、言い換えが推奨されてい ました。巷では製造会社の名なぞには無関心に呼ばれているのだから、 素人としては如何でも良いと思いましたが。

主宰者の云われる様に、キ印系の言葉を全て禁忌とすれば、古典文学の 墨塗りは敗戦直後の教科書の比ではなくなり、然も、社会状況の改善に は何の役にも立たないと思われます。

最近、シナでは、女偏の言葉で差別的意味のものは全部言い換える可し との言説が出ているとのことで、開いた口が塞がらなくなりました。

単語もさること乍ら、私には言い回しにも気に入らないものが多いので す。

「・・・すべき」 後ろに「です、だ」等を付けるか「すべし」としなければ日本語ではありません。「・・・するべき」などは無教養の一言で す。

「・・・させて頂きます」

「・・・致します」と言えばどんな差し障りが有るのでしょうか。

最近耳にするマニュアル由来と思われる言葉。
「・・・から(を)お預かり致します」。(を)が正しい。

「・・・の方になります」

「ご注文の・・・です。{間違いは御座いま−せんか(−せんでしょうか)}」 丁寧にとならば、こちらが正しい。

他にも沢山有るけれど、生来の記憶障害で然も惚けているので一度には 思い出せません。(札幌)

 


 
 

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